[浅草のれん文庫]
浅草のれん会
壱の巻 ほおずき市タイトル
四万六千日 ほおずき市、この日お詣りする事で46,000日分のお詣りしたと同じご利益を受けられると言う、サービスデー。

●ほおずきと雷除け・・
ほおずき市 実は江戸時代は赤玉蜀黍(あかとうもろこし)を売る市だったそうです。
雷と言えば、地震雷火事親父と怖いもの四天王の雷はこの時期特有のモノです。
その雷から守るには雷と反し雷を除けるとされる赤い色・そして種実の多い植物が 一番良いとされ赤玉蜀黍となったようです。
しかしある明治の年に不作の年があり、一軒の玉蜀黍屋も出なかったので、その年参詣客の要望で雷除けのお札(赤く描かれたお札に竹と言う組み合わせ)と玉蜀黍に変わる赤くて種のいっぱいあるほおずきが売られるようになったようです。

7月9日、10日・・観音様のご縁日は18日です。しかし功徳日と言う、なんと申しましょうか、この日お詣りすると何百・何千と言うご利益が頂戴できると言うご利益サービスの日が別にあるのです。
この功徳日の中で一番日数の多いのが7月10日で、この前日も入れて二日間をほおずき市の日としたようです。
夏前の気候が不安定な時期、夕方ゴロゴロって来たらア−タ、雷除けのお札をかざし、ほおずきを庭先やベランダに置き、赤玉蜀黍を食べていれば、雷は貴方を避けるはずです・・・

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