参の巻 | ||
●除夜の鐘(弁天山の鐘) 「花の雲、鐘は上野か浅草か」松尾芭蕉、と詠まれた時の鐘の一つ、現在でも朝の6時に撞かれています。 場所は、浅草寺より東南の方角にある小高い丘の上の弁天堂にあります。 弁天堂のご本尊は白髪の為、通称「老女弁天」と呼ばれ、縁日の「巳の日」には弁天堂で法要が営まれ、堂内に入ってお参りが出来ます。 「関東三弁天」その弁天堂のあるすぐ横に「鐘楼」があります。 鐘楼の鐘は元禄5年(1692年)5代将軍綱吉の命により改鋳されたものです。 大晦日には浅草寺「百八会」の会員により除夜の鐘が撞かれます。 |